ストリートブランド KITH
日本で最近で海外ストリートブランドで一番話題になったKith!あまりテレビなどの露出はありませんが、ついに日本に旗艦店を初オープン。自社のコラボ商品、セレクトアイテム、店舗デザインからすべてが一級といえるKith。この記事ではその成り立ちからご紹介!
押さえておこう!
- ディレクターはRonnie Fieg (ロニー・フィーグ)。2000年に入って最も注目されるストリートブランドを立ち上げ、アパレル全体からの注目度が非常に高い人物
- Kithはコラボレーションの王様。Coca-ColaからBAPE、Nike、Timberland、Adidasなど幅広いコラボを成功させている。
- 日本初となる旗艦店「KITH TOKYO」が渋谷にオープン (2020年7月4日)
- StockXでも非常に人気が高く、プレミアが高くつくブランド
マニア向け情報
- Ronnieが最初にコラボして作ったスニーカーはASICSのGel-Lyte IIIのスペシャルカラー。彼自身も母親が買ってきたASICSのGel-Lyte IIIに惚れ込みこの製品のコラボを願い出た
- Ronnieの最初のコラボ作品 Gel-Lyte IIIのスペシャルカラーはウォールストリートジャーナルの表紙を飾り店には大行列が。さらにアディダス アメリカの社長が現れて新たなコラボ企画の話があがった。
- Kithの店舗はすべてDaniel Arsham(ダニエルアーシャム)率いるデザインスタジオSnarkitectureによって設計されている。 Daniel Arshamは近代美術の中でもっとも注目される一人でユニクロとのコラボが日本でも話題に
記事の目次
Introduction
Kithはストリートウェアのレーベルかつセレクトショップの店の名前。2011年に第一号店をオープンしてからKithはニューヨークに3店舗とブルックリンに1店舗を構えており、2,020年7月には日本に初の旗艦店をオープン。一般消費財から高級ブランドまで幅広いコラボを行っており、コラボの王様といわれるブランド。非常に色彩やディテールにこだわったデザインが特徴で高いプレミアムが付くことでも知られています。また店舗はすべて世界的現代美術家のダニエルアーシャムのクリエイティブチームが携わっており、非常に洗練されていることでも有名。
ブランドイメージ
インタビュー動画
設立の秘話
経緯
クイーンズで生まれ育ったロニー。従兄弟であるデビッド・ザケンはニューヨークを拠点とするシューズショップ「DAVID Z.」の経営者だったが、13歳の時にその店のストックボーイのアルバイトを始めたことがファッションにかかわる最初のきっかけでした。
ユダヤ教には13歳になるとBar Mitzvah (バル・ミツワー)といわれるユダヤ教内での成人式(ユダヤの教えを守る宗教的・社会的な責任を持った成人男性とみなされる)を行うのですが、ロニーは自立心が強く、ただ人からプレゼントをもらって終わらせるのではなく、お祝いに来たデビッドに「お祝いはいいから働きたい」と願い出たそうです。
ずっと店を手伝い25歳になったロニーは同店のヘッドバイヤーに就任。同店と他のブランドとの特別なコラボレーションの運営を始めました。ラスベガスのトレードショーでアシックスと関係を築き、DAVID Z.自体も非常にアシックスの販売量が多かったことから彼に自社製品のシルエットをデザインする機会を与えることに。できたアシックスの「Gel Lyte III」のスペシャルカラーは話題を呼び、ウォールストリートジャーナルの表紙を飾り、もちろんその商品はすぐに完売。
2007年に小さなTシャツとジャケットのライン「Kith」をDAVID Z.内でスタートさせ、2010年、ロニーは自分のために起業することを決意し2011年にはブルックリンにKithの1号店をオープン。当初、Kithはadidas、Nike、Clarks、Timberlandなどのブランドのスニーカーと、もちろんFieg自身のコラボレーション商品のみを取り扱っていたが、非常に人気で新しい限定リリースが出ると徹夜で並ぶ人もいたそう。なおKithの店舗は1号店からかなり大きな展開をしていますがNew York のリテールショップAtriumの社長Sam Ben-Avraham(サム・ベン・エイブラハム)とタッグを組んだおかげでした。
2014年10月、よりクレシックな服とアクセサリーのレーベル「Kith Classics」を立ち上げると、このタイミングで「オフホワイト(Off-White)」や「アクロニム(Acronym)」などのアパレルのセレクトショップも行うように。
2018年9月のニューヨーク・ファッション・ウィークでは、オフホワイト、チャンピオン、モンクレール、ナイキなどのブランドとのアパレルとフットウェアのコラボレーションを多数披露し、バスケットボール界のレジェンド、レブロン・ジェームズも登場。
設立メンバー
Ronnie Fieg (ロニー・フィーグ)
十台のころから非常にビジネスライクでローリン・ヒルが『ゴアテックスとスウェットを履いてホームレスのように旅をする』といえばGORE-TEXを、Ma$eとB Diddyが'Been Around the World'のビデオでDOLOMITEを履いているのを見たときはDOLOMITE、ウータンがカスタムのワラビーを履いているのを見るたびに、わざわざカスタムメイドで作ったワラビーを販売したそうです。
ブランドの特徴
コンセプト
店舗も含んだトータルでの購入体験を重視した最初のブランドといってもいいかもしれません。店舗は洗練され、コラボ商品とセレクトされた一流のブランドが並んでいます。
よく使うパターン、モチーフ
- KITHのロゴマーク
人気の商品
- スニーカー
- パーカー
- Tシャツ
Snap
セレブ
最後に
おさらい
- Kithはコラボレーションの王様。Coca-ColaからBAPE、Nike、Timberland、Adidasなど幅広いコラボを成功させている。
- 日本初となる旗艦店「KITH TOKYO」が渋谷にオープン (2020年7月4日)
- StockXでも非常に人気が高く、プレミアが高くつくブランド
- タグごとコピーして!
- タグごとコピーして!
あらためてマニア向け情報
- RonnieはGray's Papayaのホットドックをよく食べていた (2090 Broadway, New York, NY 10023, United States)
- Ronnieが最初にコラボして作ったスニーカーはASICSのGel-Lyte IIIのスペシャルカラー。彼自身も母親が買ってきたASICSのGel-Lyte IIIに惚れ込みこの製品のコラボを願い出た
- Ronnieの最初のコラボ作品 Gel-Lyte IIIのスペシャルカラーはウォールストリートジャーナルの表紙を飾り店には大行列が。さらにアディダス アメリカの社長が現れて新たなコラボ企画の話があがった。
- Kithの店舗はすべてDaniel Arsham(ダニエルアーシャム)率いるデザインスタジオSnarkitectureによって設計されている。 Daniel Arshamは近代美術の中でもっとも注目される一人でユニクロとのコラボが日本でも話題に
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